北半球と南半球を入れ替えたら、年越しイベントが大盛り上がりの予感

日本は北半球にあります。
日本で暮らしている私たちは北半球に住んでいることになります。

北半球は赤道の北側です。
対して南半球は赤道の南側。オーストラリア、南米の南半分、アフリカ大陸の大部分、またバリ島あたりなどが南半球に位置しています。

さて、この北半球と南半球を入れ替えたらどうなるでしょうか。
つまり現在の地球が、地球儀を上下反対にしたような姿で太陽を公転していたら、どんな楽しいことが考えられるかというお話です。

季節が逆になる。そしてこれが今回のポイント

シンプルに、あたり前に、そういう話です。

北半球では、おおまかに分けると、10月頃から3月頃が寒いとか涼しいとかの時期、4月頃から9月頃が暑いとか暖かいとかの時期になります。

地球が上下反対になったところでカレンダーは変わらないわけですから、北半球と南半球を入れ替えたら、日本はこれから、10月頃から3月頃が暑いとか暖かいとかの時期、4月頃から9月頃が寒いとか涼しいとかの時期になります。

現在、7月の第3月曜日と定められている祝日「海の日」は、1月の第3月曜日に変更しなければなりませんし、どこかで「梅雨祭り」のようなものが6月に開催されていたら、それは12月に開催することに変更しなければなりません。

ところが、季節に関係なく、元々カレンダー的に日付ベースで行われているイベントは、季節が逆になります。

例えば、ハロウィーン、クリスマス、バレンタインデー、お正月などです。

つまり現在の季節の感じに照らし合わせると、ハロウィーンは4月下旬の気候、クリスマスは6月下旬の気候、大晦日は6月31日の気候、お正月・元日は7月1日の気候、というような感じのもとに行われるイベントとなります。

年越しパーティーは屋外でオールナイト。

例年、日本各地で年越しイベントが行われます。カウントダウンパーティーやら色々と。
そして元旦の朝を迎えるにあたり、元気でアクティブに活動する人の場合は初日の出を拝みにドライブに出かけたりすることもあるでしょう。

でもこれ、今の日本の場合、常に「冬」なのです。寒いのです。
沖縄方面などの温暖なエリアをのぞき、とにかく寒い時期なわけです。
「早起きして初日の出を見に行こう」などと計画していても、寒さで心折れて断念なんてことが、毎年全国で多数巻き起こっているのです。

ところが、北半球と南半球を入れ替えたら、季節は逆転。
現在の季節に照らし合わせると、大晦日は6月31日の気候、お正月・元日は7月1日の気候なのだから、ものすごくいい季節なわけです。
年越しパーティーなんかは屋外でオールナイトでできちゃったりするのです。

「湘南のビーチでカウントダウンイベント。パーティーはオールナイト。そしてそのまま初日の出を拝む」
「初夏の清々しい緑の中、○○岳で年越しナイトトレッキング。山頂に付く頃にはちょうど初日の出とご対面」
こんな年越しイベントが楽しめるわけです。

ビーチでのイベントの場合は、その日を「海開き」として、よりいっそうコンテンツを盛り込んで、地域の一大イベントにすることもできそうです。

お花見についての「あるあるネタ」として、
「公園で夜にするお花見、意外とまだ寒い」というものがありますが、
北半球と南半球を入れ替えたら、
「お正月の海開き、泳ぐにはまだ少し寒い」
というのも生まれてきそうです。

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どうでしょう。
北半球と南半球を入れ替えたら色々楽しいことが巻き起こりそうです。

「そんなに言うのなら、オーストラリアに住めば?」

という話でもあります。
向こうは何と言っても「サーフィンをするサンタクロース」的なイラストが象徴的ですしね。