祝日を置き換えて「6月」にも光を

東京五輪の開催年、2020年に、その年限定で三つの祝日の日程が変更されるようです。

オリンピックの開会式は7月24日、閉会式は8月9日。
その当日や前後の日などには、選手や関係者をはじめ海外の要人などの移動や往来が集中することから、通勤・通学で移動する人数を抑えておこうという目論見のようです。

日程が変更される祝日

<海の日>
2020年は本来「7月20日」だったものを「7月23日」に
<体育の日>
2020年は本来「10月12日」だったものを「7月24日」に
<山の日>
2020年は本来「8月11日」だったものを「8月9日」に

これら三つの祝日は、元々「毎年○月○日」と決まってる祝日ではなく、「○月の第○週の月曜日」というパターンの祝日なので、日付自体が変更されても、特に違和感がないというか、まあだったらそれでいいんじゃないでしょうか、ってぐらいの感じです。

でも、「体育の日」に関しては、割とダイナミックに移動させてますね。
オリンピックの開会式の日だから「体育の日」というはちょうどいいような気もしますけど、月をまたいで祝日の日程を動かせるものなんですね。

ダイナミックに動かしてもいいのなら。。。

祝日の日程変更。こういうのは国会で決まるみたいです。
つまり、どんなダイナミックな日程変更でも、国会で通りさえすればオッケーなわけです。

であれば、ちょっと提案があります。

それは
「どこかの祝日を一個持ってきて、6月にもいい思いをさせてあげよう」

そう、実は現在、6月にだけ祝日がありません。

6月を起点として見てみると、直近の祝日は5月5日(こどもの日)、次の祝日は7月第3月曜(海の日)で、結構な「死のロード」なのです。

そうでなくても「6月」は、なんとなく梅雨のイメージもあったり、「一番好きな月は6月です」などというセリフを聞いたことがないような気もするし、とても人気があるような月とは思えません。

気の毒です。

なので、どこかの祝日を6月に置き換えてみたいと思います。

動かせる祝日がないので、いっそこのと新しく制定

6月に置き換えてもよさそうな祝日。
探してみたらこれが中々いいものが見つかりません。

どの祝日も、やはりそれなりの理由でその日なりその時期なりに制定してあって、6月に持ってくるのはちょっと困難。

しいて挙げれば「こどもの日」「敬老の日」「勤労感謝の日」あたりが候補ですが、どれも6月に移動させるとなると、それはそれで結構な反発が起こりそうです。

なので、どこかの祝日を6月に置き換えるのは諦めて、「6月に祝日を新たに制定」という方向でいくことにします。

新祝日案「雨の日」

でも6月って、祝日になりそうなネタがありません。
やはりもともと地味な月なのです。

ところで、「山の日」は2016年から始まった新しい祝日で、法律に記載された祝日の意義は
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
ってことになっています。

6月はどうせ雨や曇りをイメージしがちなので、こうなったらそのイメージに乗っかって、「雨に親しむ機会を得て、雨の恩恵に感謝する/雨の日」
という祝日を制定してしまいましょう。

候補日は「6月の第3月曜」

これをどうやって国会に案として提出したりすればよいのか、その方法とかは全くわかりませんが、これで「祝日のない月が6月だけ」という状態から脱出できればいいのにと思います。